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離婚時の財産分与として婚姻費用不払い分

夫の定年退職後に離婚した熟年夫婦の場合
夫婦において、財布をどちらが管理するかの話がよくされます。夫が行う場合もあれば、妻が行う場合もあります。共働きの夫婦が多くなってきて、それぞれで管理するケースが多くなっているようです。それぞれから一定の生活費を出してそれで生活をし、それぞれで貯蓄をしたりするのです。お互いにどれだけ貯蓄をしているのかわからない状態とのことです。新しいスタイルとして今後もそのようにする夫婦が増えてくるかもしれないでしょう。

財布を妻が管理することになっているとき、夫は給料を手渡ししたり、銀行の通帳を預けたりします。それを使って生活のやりくりをします。しかし、それが渡されなければ生活ができません。夫はどういうわけかあるときから生活費を全く入れなくなり、妻が働いて家計を支えていました。これではやっていけないとのことで離婚をすることになったのですが、財産分与として見た時に、見た目に残っている財産はあまりありません。これを分けてもらっても、たかが知れています。

気になるのは、夫が婚姻費用として入れるはずの給料の不払い分です。毎月20万円を約2年入れずにいました。こちらについては、共同の財産の一部となりうるため、それを考慮して財産分与の請求ができるようです。20万かける24箇月で480万円に、現在残っている財産を足せば共同財産が求められます。その二分の一を請求することができるのです。こちらについては、夫が給料分をすでに使っていたとしても行うことができます。

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